先週、津市の前葉市長がフリースクール三重シューレを訪問されました!
20年前に津駅近くの津ビルにフリースクール三重シューレをオープンしてから、初めての市長のご訪問です。
現在、不登校の支援や子どもの居場所、育ちの場が増えてきましたが、本当に多様です。
特に公の教育支援センターと民間のフリースクールは、内容も雰囲気も随分違うと思います。
多様な不登校支援を誰もが選べる選択肢にするためには、首長のご理解はとても重要です。
9月には、一見知事が三重シューレをご訪問されましたが、ぜひ前葉市長にも、ありのままの三重シューレをご覧いただきたいと思っていました。
津市長のご訪問も、知事の時と同じように、「子どもたちとゲーム」と「子ども会員と卒業生との懇談」をしていただきました。
ご挨拶のあと、フリースクールの特徴である「ミーティングと採決」のお話を石山がさせていただいて、早速ゲームの開始です!
いつもの三重シューレの雰囲気、異年齢の子どもたちの交流、対等な人間関係を体験していただくのは、ゲームが一番です!!
前回同様、子どもたちとミーティングで、マリオカート8デラックスを選びました
まずは、市長にやり方を説明、そしてスタート!
ところどころで、歓声が上がります
子どもだけでなく、新聞記者の方が市長にアドバイスもしていました
多くの人が引き込まれ、人の輪が出来ています!
ゲームが進むにつて、市長がだんだん無口なって、スピードが上がってきました!
熱中している様子が伝わってきます
子どもたちは、「すごくフレンドリーな市長で楽しかった!」と言っていました
とても楽しい時間になりました!
それから、今回も小部屋で、市長とRくんと卒業生のYちゃん、石山と懇談をさせていただきました。
市長の三重シューレに対するご質問に対して、
「異年齢の場で安心」
「それぞれに流行っているものも違うし、いろいろな話ができる」
「気軽に来られるのが良い」(中日新聞)
とRくんとYちゃんは答えていました
市長は、三重シューレが大切にしていることを私に質問され、
「子どもたちを評価しないこと、ありのままを認めることを大切にしています」
とお話しいたしました
記念写真の撮影後、市長は新聞社の取材に答えられていました
「フリースクールの大切さが、よく分かった
何をサポートすればいいかをしっかり見極めたい」(毎日新聞)と述べられていました
前葉市長に視察に来ていただいことを心から感謝いたします
誠にありがとうございました!
不登校の子どもたちが追い詰められないで安心して育つ地域を、三重県と津市、そして民間のフリースクールが連携して築いていきたいです!
他の地域の市長さんにも訪問していただければ嬉しいです。
(いしやま)