スタッフたろうの「ゲームの話」②

前の投稿がとっても楽しかったので、さっそく第2弾を書いてしまいました。
今回も、僕の大好きなゲームの話です。
1回目の「ファイナルファンタジーⅩ」が、「最も感動した作品」とすれば、今日、紹介する作品は、「最も共感した作品」ということになります。


「いつか子どもにプレイしてほしいゲーム」その2
ファイナルファンタジーⅦ(スクウェア 1997年 PS) 略してFF7
またFFかよ?って感じ(笑)ですが、FFシリーズは面白いのでご勘弁ください。
ちなみに僕が今までやってきたゲームで最も好きな作品がこれです。RPGが好きなんです。


<ストーリー>
『世界を牛耳る巨大企業「神羅カンパニー」が支配する、科学文明の栄えた街「ミッドガル」。星の生命エネルギーでもある魔晄を搾取して動力エネルギーとする神羅カンパニーの政策に反抗する組織「アバランチ」。彼らの抗争は長期にわたり続き、神羅によるアバランチリーダー暗殺が起きるなど激化の一方であった。


ある日、アバランチは壱番魔晄炉爆破作戦を決行する。それはあまりにも強大な敵の前に組織崩壊寸前のアバランチにとって、失敗の許されない壮大な作戦だった。そこでアバランチは、元・神羅カンパニー直属部隊ソルジャーの一員であり、現在は傭兵稼業をしているクラウドを助っ人として雇うことにする。


過去の記憶の大部分を失っているクラウドにとっては、ただの儲け話の一つに過ぎなかったこの仕事が、後に自身の悲壮で過酷なる過去を明らかにすると共に、この星の未来を左右する争いに身を投じる序章になるとは、この時のクラウドは知る由も無かった。』
以上、wikiより


物語はなんと、星の命を奪い世界を破滅に向かわせている「電力会社」へのテロ活動から始まります。この電力会社は、世界を牛耳っており、星の破滅など興味はないっていう感じで、利潤を追い求めています。…このストーリーは、十数年前に作られたもの…すごいと思います。


単に世界を救うヒーローの物語ではないところがFF7の素晴らしいところで、ちょっとネタバレになりますが、主人公が途中で気が狂ったりします。これもそれまでのゲームではありえなかった展開で、衝撃でした。
人間の記憶がいかに都合よく書き換えられるのか、自分を大きく見せたがる人のコンプレックスと幼少体験、反乱の背後にある個人的な憂さ晴らし、何としても叶えたい夢…世界の問題は個人の問題につながり、個人の問題は世界の問題につながっていること…などなど…壮大なテーマと何人もの登場人物たちの人生のテーマが、見事に1つの織物となり完成しています。


このFF7は、ストーリーだけでなく、ゲームのシステムが大変優れているし(世界観とゲームシステムが調和している)、ミニゲームもとっても面白いという点も素晴らしいです。


前にも話しましたが、映画とか小説だと、受け身的娯楽ですが、RPGは積極的にその世界に関わります。面倒くさいと思われるレベル上げとか、ミニゲーム(特にFF7では「これ、必要か?」とつっこみたくなるようなところで意味もなく出てくる・笑)をすることで、ゲーム世界に深くコミットし、展開されるストーリーをより一層、味わうことができます。ちょっと面倒なレベル上げとかしながら、自分が冒険してきた、だから、まるで自分のことのように感動できるのだと思います。


今回も書いているうちに熱くなってしまいました(笑)

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